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小児矯正のメリット・デメリットとは?
小児矯正のメリット・デメリットとは? 【監修:けやき台鈴木歯科院長 鈴木哲史】
–目次—————————————
◆小児矯正のメリットとは?
◆小児矯正のデメリットとは?
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
———————————————
子どもの歯並びが気になっていても、矯正治療を受けるべきか悩む場合があります。
本当に治療が必要なのか、大人になってからでも良いのではないかという疑問が出てくるかもしれません。
この記事では、小児矯正のメリットとデメリットを解説します。
小児矯正を受ける場合の問題点も理解したうえで、矯正治療を受けるか決めたい方は、ぜひ参考にしてください。
◆小児矯正のメリットとは?
小児矯正には、以下5つのメリットがあります。
・顎の成長をサポートしながら歯並びを整える
特に、出っ歯や受け口になっている場合は、小児矯正による顎の成長サポートが有効です。
上下の顎の成長バランスのズレが原因となっている場合は、小児矯正で骨格のズレを解消できるメリットがあります。
・口呼吸の改善と鼻呼吸の促進
子どもの歯並びが悪くなる原因のひとつが、口呼吸です。
小児矯正と同時に、口や舌の筋肉トレーニングを行うことで、口呼吸が改善されます。
鼻呼吸の習慣が付くと、歯科矯正後の後戻りを防げるメリットもあります。
・虫歯や歯肉炎(歯周病)の予防効果
小児矯正で歯並びが改善されると、磨き残しが減り、虫歯や歯周病の予防につながります。
その結果、一生涯で残せる歯を増やすことができ、健康寿命にも良い影響をもたらします。
・痛みが比較的少なく治療が行える
歯科矯正で歯を動かす際には、痛みが伴います。
しかし、早期に歯科矯正をすることで、歯を動かす範囲が少なくて済むため、歯科矯正中の痛みが少なくなるメリットがあります。
・抜歯を避けられるケースも多い
大人になってからの歯科矯正ではスペースが足りず多くの場合抜歯をしますが、小児矯正なら顎の幅を広げられるため、抜歯リスクが少なくなるメリットがあります。
◆小児矯正のデメリットとは?
小児矯正はメリットがある一方でデメリットもあるため、事前の確認がおすすめです。
・お子さまの治療意欲を保つことが重要
早すぎる歯科矯正では、子どもの協力が得られない場合があります。
歯科矯正で装着する器具を嫌がってしまうと、自分で取り外してしまうかもしれません。
小児矯正は取り外しができる装置を使うことが多いため、子どもの協力が得られないと、結果が悪くなる可能性に注意が必要です。
・一時的に見た目が悪くなることもある
小児矯正では装置を付けるため、一時的に見た目が悪くなります。
子どもの年齢によっては見た目を気にする可能性がありますが、歯科矯正をするメリットを丁寧に説明し、子どもの協力を得ることは可能です。
・2期治療が必要な場合もある
特に、受け口の小児矯正では、1期だけで治療が終わらない可能性があります。
2期治療が必要な場合は、2回分の費用や見た目の問題があり、口の不快感も2度にわたるため、納得してから治療を受けることが大切です。
・治療期間が長くなることがある
顎の骨の成長は15歳前後まで続くため、小児矯正が長引く可能性があります。
特に、受け口の場合は長い治療期間を必要とするケースが多いため注意が必要です。
・ブラッシング不足による虫歯リスクの上昇
歯科矯正の装置を付けると、丁寧にブラッシングを行う必要があります。
ブラッシングを怠ると、虫歯や歯周病リスクが高まる点を十分に理解し、小児矯正を受けるようにしましょう。
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
小児矯正を受ける際は、メリットだけでなく問題点も理解しておくことが大切です。
千葉県白井市や西白井にお住まいで、小児矯正についてお悩みの方は、けやき台鈴木歯科へご相談ください。
記事の監修
けやき台鈴木歯科
院長
鈴木哲史
昭和大学歯学部を卒業後、西白井駅に開業して20年以上。
地域の方々に寄り添える歯科医院を目指し、虫歯治療や歯周病など幅広い診療を行っております。