- TOP >
- お知らせ・歯科ブログ >
- 歯科ブログ >
- 前歯の差し歯治療は保険診療でどこまでできるか?
前歯の差し歯治療は保険診療でどこまでできるか? News Detail
前歯の差し歯治療は保険診療でどこまでできるか? 【監修:けやき台鈴木歯科院長 鈴木哲史】
◆保険適用の差し歯とは?
◆保険適用の差し歯の種類を紹介
◆自由診療の差し歯との比較
◆まとめ
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
◆保険適用の差し歯とは?
歯が欠けたり、虫歯や神経の壊死によって変色したりした場合、差し歯が必要になることがあります。
差し歯は、歯の根管治療を行った後、根っこの部分を残した状態で被せ物をする処置です。
歯の頭部分がなくても、根っこが健康であれば差し歯にできます。
保険適用の差し歯は、自由診療の差し歯に比べて費用が安く、使用感に大きな違いはありません。
ただし、前歯や中間の歯には白い色が選べますが、奥歯は銀歯しか選べないので注意しましょう。
◆保険適用の差し歯の種類を紹介
保険適用の差し歯には、主に次の3種類が使用されています。
ひとつずつ、特徴や費用を見ていきましょう。
・硬質レジンジャケット冠
硬質レジンジャケット冠は、人目につく前歯や中間の歯に適している差し歯です。
レジン素材でできており、他の歯と色を合わせることができます。
ただし、噛み合わせが強い奥歯には向かず、長期使用では変色する場合もあるのが難点です。
費用は、1本あたり約3,000~5,000円です。
・硬質レジン前装冠
硬質レジン前装冠は金属を内側に含み、外側にレジン素材を被せています。
フィット感がよく、噛み合わせの強い箇所にも適用されます。
ただし、歯周病や歯茎の退縮によって金属部分が露出することがあり、審美性には欠けるでしょう。
費用は、1本あたり約5,000~8,000円です。
・銀歯
奥歯には銀歯が使われます。
全体が金属でできており、割れたり欠けたりする心配がありません。
ただし、審美性には劣り、硬すぎて隣接する天然歯にダメージを与える可能性もあります。
特に、くいしばりや歯ぎしりがある場合は注意しましょう。
費用は、1本あたり約3,000~5,000円です。
◆自由診療の差し歯との比較
自由診療の差し歯は保険適用のものと比較すると費用が高くなりますが、使用する素材が異なるのが特徴です。
自由診療の差し歯では、セラミックという素材を使用したものがたくさんあります。
セラミックを含む素材を使った差し歯は耐久性が高いうえに見た目も美しく、歯の寿命を延ばす効果も期待できるでしょう。
ただし、完成度は歯科医師や技工士の経験や技術に左右されるため、信頼できる歯科医院で処置を受けることが重要です。
また、保険適用のレジン素材に比べ、セラミック素材は硬く、艶や透明感があり、色の調整も細かく行えます。
表面に傷がつきにくく、天然歯に近い仕上がりが可能で、口腔内を衛生的に保ちやすいのがメリットです。
着色や汚れがつきにくいため、美しさを保ちやすく、長期的にもコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
◆まとめ
保険適用のレジン素材を使用した差し歯は、天然歯に近い見た目で仕上げることが可能です。
歯が抜けた場合、見た目や耐久性、治療費などを考えて、保険適用と自由診療での差し歯治療を比較することをおすすめします。
歯は一生ものですので、しっかりと選択し、長期的な視点で考えた差し歯治療を行いましょう。
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
けやき台鈴木歯科では、保険適用で差し歯の治療が可能です。
歯科の保険治療分野のご相談や、千葉県白井市や西白井付近で歯医者をお探しの方は、けやき台鈴木歯科へご相談ください。
けやき台鈴木歯科
院長 鈴木 哲史
昭和大学歯学部を卒業後、西白井駅に開業して20年以上。
地域の方々に寄り添える歯科医院を目指し、虫歯治療や歯周病など幅広い診療を行っております。