- TOP >
- お知らせ・歯科ブログ >
- 歯科ブログ >
- 虫歯レベルに応じた虫歯治療とは?
虫歯レベルに応じた虫歯治療とは? News Detail
虫歯レベルに応じた虫歯治療とは? 【監修:けやき台鈴木歯科院長 鈴木哲史】
--目次---------------------------------------
◆虫歯の症状とは?
◆虫歯の主な原因は?
◆虫歯にならないためにできる対策とは?
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
◆虫歯の進行レベルとその治療法
「急に冷たいものがしみるようになった」「歯に穴が開いてるような気がする」など、虫歯に気づくきっかけは人それぞれです。
虫歯の進行レベルもそれぞれあり、気づいたころには重症になっていたということも少なくありません。
虫歯の進行レベルには、CO、C1、C2、C3、C4の5つの段階があります。
ここでは、それぞれの特徴とその治療法を見ていきましょう。
段階1:「CO」
「シーオー」と読みます。
虫歯のはじまりの段階で、歯の表面にあるカルシウムが少し溶け出している状態です。
痛みがなく自分では気づきにくいため、定期健診に通うことで見つけてもらえるでしょう。
治療方法としては、フッ素塗布や丁寧なブラッシングがあげられます。
段階2:「C1」
細菌によりエナメル質が溶け、灰色や茶色の穴や溝ができている状態をさします。
C1も痛みがないため自分で発見することは難しいでしょう。
この段階での治療は痛みを伴うこともないため、できる限りC1までの間に治療をすることが望ましいといわれています。
虫歯を削って詰め物をする治療方法が一般的です。
段階3:「C2」
エナメル質の内側にある象牙質まで虫歯が進行しているため、痛みによって虫歯だと気づく人も多いでしょう。
C2の状態になると、冷たいものや甘いものがしみたり、口臭が発生したりします。
C2以降は虫歯の進行が一気に進むため、「虫歯かな?」と思ったらすぐに歯科医院に行きましょう。
治療方法としては、虫歯部分を削って詰め物をしたりかぶせ物をしたりするのが一般的です。
段階4:「C3」
C3になると虫歯が神経まで達し激しい痛みが伴うため、ほとんどの人が虫歯に気づきます。
ここまでくると根幹治療が必要です。
神経を取り、根っこのほうを消毒してから土台をつくりかぶせ物を行います。
段階5:「C4」
虫歯の最終形態で、激しい痛みを伴います。
しかし、虫歯菌に神経を食いつくされて痛みがなくなるケースもあります。
C4までくると、目に見える歯の部分はほとんどなくなっているのが特徴です。
歯の根っこが残っているか残っていないかの瀬戸際のような状態となります。
歯を抜いてインプラント治療を行ったり、入れ歯にしたりする治療方法のほか、歯が残せる場合はC3と同様の治療を行います。
◆まとめ
虫歯は進行レベルが軽いときほど、治療内容も簡単ですぐに治ります。
一方、歯がなくなるくらい進んでしまうと痛みが伴うだけではなく、治療に時間やお金がかかります。
定期健診に通い、早期発見・早期治療に努めましょう。
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
歯科の保険治療分野のご相談や、千葉県白井市や西白井付近で歯医者をお探しの方は、けやき台鈴木歯科へご相談ください。
けやき台鈴木歯科
院長 鈴木 哲史
昭和大学歯学部を卒業後、西白井駅に開業して20年以上。
地域の方々に寄り添える歯科医院を目指し、虫歯治療や歯周病など幅広い診療を行っております。