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抜歯後の喫煙について タバコは吸ってはいけない? News Detail
抜歯後の喫煙について タバコは吸ってはいけない? 【監修:けやき台鈴木歯科院長 鈴木哲史】
--目次---------------------------------------
◆抜歯後はタバコを吸ってはいけない!
◆なぜタバコを吸ってはいけないのか?
◆飲酒も良くない影響を与える
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
◆抜歯後はタバコを吸ってはいけない!
喫煙習慣のある人は、抜歯後でもいつも通りタバコを吸ってしまうかもしれません。
ですが、抜歯をした後にはタバコを吸ってはいけません。
一見何の関係もないように思える抜歯と喫煙ですが、実は大きく影響しているのです。
喫煙後にタバコを吸うと、「傷の治りが遅い」「痛みが長引く」「感染症にかかりやすい」といったリスクが上がります。
上記のような理由から、抜歯後の喫煙には注意が必要です。
◆なぜタバコを吸ってはいけないのか?
抜歯後にタバコを吸っていけない理由は、以下の通りです。
・傷の治りを遅らせる
タバコを吸うと、ニコチンによって毛細血管が収縮して傷の治りが遅くなります。
抜歯とは、その名の通り歯を抜くことです。
永久歯は顎にしっかりと根付いているため、ペンチのような形をした抜歯鉗子と呼ばれる道具を使い、かなり強い力で歯を抜くことになります。
抜いた部分は大きな傷となり、出血も伴います。
このような状態となる抜歯後には、いかに傷口を良好な状態へとコントロールできるかどうかが重要です。
タバコを吸うと、傷口に栄養を運ぶための血液の流れを悪くしてしまうため、傷の治りを遅らせてしまうのです。
・痛みが長引く
抜歯をすると、傷口に血餅(けっぺい)と呼ばれるかさぶたのようなものが作られます。
血餅は、傷口の保護・修復といった役割を持っており、これが作られないと傷が剥き出しになった「ドライソケット」という状態になります。
ドライソケットになると、生活に支障をきたすような強い痛みが長時間続いてしまうのです。
・感染症リスクが上がる
ドライソケットになることで、歯槽骨と呼ばれる部分に細菌感染を起こすリスクが上がります。
病状が進むと首のリンパ節や顎骨の骨膜といった部分にまで細菌が広がってしまうため、注意が必要です。
◆飲酒も良くない影響を与える
抜歯後に悪影響を及ぼすのは、喫煙だけでなく飲酒も同様です。
お酒を飲むと、血管が拡張して出血しやすくなるというリスクがあります。
出血が長引いてしまうことで、傷の治りが悪くなり細菌感染のリスクも上がってしまうのです。
抜歯後2〜3日は、タバコだけでなくお酒も控えるようにしましょう。
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
抜歯後の喫煙について詳しくご紹介しました。
抜歯後には、とにかく傷口の状態を安定させることが大切です。
傷口の治りに影響を及ぼす喫煙や飲酒は、必ず控えるようにしましょう。
歯科の保険治療分野のご相談や、千葉県白井市や西白井付近で歯医者をお探しの方は、けやき台鈴木歯科へご相談ください。
けやき台鈴木歯科
院長 鈴木 哲史
昭和大学歯学部を卒業後、西白井駅に開業して20年以上。
地域の方々に寄り添える歯科医院を目指し、虫歯治療や歯周病など幅広い診療を行っております。