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インプラント治療ができる場合とできない場合はどんな時? News Detail
インプラント治療ができる場合とできない場合はどんな時?【監修:けやき台鈴木歯科院長 鈴木哲史】
--目次---------------------------------------
◆インプラント治療ができない人(絶対的禁忌症)とは?
◆インプラント治療が向かない人(相対的禁忌症)とは?
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
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歯を失った場合、インプラント治療を検討する場合があります。
しかし、インプラント治療には、適用外となる疾患があるため注意が必要です。
ここでは、インプラント治療ができる場合と、できない場合を解説します。
状態がコントロールできればインプラント治療の対象となる場合があるため、ご自分の状況と照らし合わせてみてください。
◆インプラント治療ができない人(絶対的禁忌症)とは?
絶対的禁忌症とは、治療で改善が難しい状態のことです。
現状でインプラント治療が難しいだけでなく、対象疾患の治療でも改善が難しいため、インプラント治療を受けることができません。
以下の項目に当てはまる場合は、インプラント治療は適用外です。
・1型糖尿病
・免疫不全
・血液疾患
・放射線治療中
・チタンアレルギー
1型糖尿病、リウマチ、膠原病など免疫低下がみられる病気にかかっている場合は、インプラントが骨に結合しにくいため、インプラント治療が受けられません。
また、白血病などにかかっている方や、放射線治療を受けている方も適用外です。
特に、放射線治療中は唾液の量が少なくなるため、インプラント治療のような外科手術は受けられません。
インプラント体にはチタンが使われており、チタンアレルギーがあるなら適用外です。
ただし、ジルコニア製のインプラントもあるため、相談がおすすめです。
他にも、骨が十分成長していない子どもや、麻酔などのリスクを避けたい妊婦もインプラント治療は受けることができません。
◆インプラント治療が向かない人(相対的禁忌症)とは?
対的禁忌症は、インプラント治療外となる疾患を抱えていても、治療でコントロールできていればインプラント治療の対象となる状態です。
以下の疾患がある場合注意が必要ですが、インプラント治療可能な場合があります。
・2型糖尿病
・骨粗しょう症
・高血圧症
・重度の歯周病
・食いしばりや歯ぎしりがある
1型糖尿病は先天性の疾患で治癒は難しくなりますが、2型糖尿病は後天的な疾患のため、治療で良い状態に保てている場合は、インプラント治療が可能です。
骨粗鬆症にかかっていると、骨がもろくなるため、インプラント治療ができません。しかし、骨の移植や骨組織を入れることで、治療が可能になる場合があります。また、歯周病でも骨が少なくなりますが、インプラント治療前に歯周病を改善できれば、インプラント治療は可能です。
高血圧症の場合は、手術での不安や緊張で血圧が上がりやすくなります。血圧の上昇を防ぐため、静脈内鎮静法の使用が必要です。
食いしばりや歯ぎしりがあるとインプラントに負担がかかりやすいため、マウスピース治療や、癖を改善する対策が必要です。
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
千葉県白井市にお住まいで歯のトラブルを抱えている方は、西白井駅からアクセスできる西白井のけやき台鈴木歯科へご相談ください。
インプラント治療や歯の保険治療などの相談が可能です。
けやき台鈴木歯科
院長 鈴木 哲史
昭和大学歯学部を卒業後、西白井駅に開業して20年以上。
地域の方々に寄り添える歯科医院を目指し、虫歯治療や歯周病など幅広い診療を行っております。