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保険診療の範囲内で施術可能なCAD/CAM冠とは? News Detail
保険診療の範囲内で施術可能なCAD/CAM冠とは?【監修:けやき台鈴木歯科院長 鈴木哲史】
--目次---------------------------------------
◆CAD/CAM冠とは?
◆CAD/CAM冠のメリット・デメリットとは?
◆CAD/CAM冠の適用条件とは?
◆最後に
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
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現在、CAD/CAM冠(キャドキャム冠)が見た目と機能性を兼ね備えた治療法で、従来の銀歯に代わる選択肢として注目を集めています。
◆CAD/CAM冠とは?
CAD/CAM冠(キャドキャム冠)とは、コンピューターで設計したデータを基に、機械で削って作り出す白いかぶせ物です。
以前は先進医療として保険適用外でしたが、現在は保険診療内で治療を行うことが可能になりました。
当初は一部の歯のみ保険適用でしたが、2020年9月1日の診療報酬改定により、上下の第一・第二小臼歯や第一大臼歯、さらに上下顎前歯(中切歯、側切歯、犬歯)でも保険適用されるようになりました。
CAD/CAM冠を活用すれば、ほぼすべての歯にリーズナブルな治療費で白いかぶせ物をすることができます。
◆CAD/CAM冠のメリット・デメリットとは?
笑ったときに銀歯が見えてしまうかも…と考えると、笑顔に自信が持てなくなってしまう方もいるかもしれません。
CAD/CAM冠の大きなメリットは、保険適用で本来の見た目に近い白いかぶせ物ができる点です。
このようなメリットやデメリットについて以下で整理します。
【メリット】
・銀歯に比べて見た目が良い
・金属アレルギーが起こりにくい
・保険適用外のセラミックなどに比べて安価で治療できる
【デメリット】
・歯ぎしりや食いしばりが強い方には不向き
・銀歯に比べて外れやすい
・セラミックに比べて色のバリエーションが少ない
◆CAD/CAM冠の適用条件とは?
CAD/CAM冠(キャドキャム冠)が保険適応になるには条件があります。
まず、無条件で適用になるのが前歯(中切歯、側切歯、犬歯)、小臼歯(前から4番目、5番目の歯)です。
下の第一大臼歯(前から6番目の歯)は、一つ奥の第二大臼歯(7番目の歯)が上下左右すべて残っていることを条件に、保険適応になります。
金属アレルギーのある方の場合は、上下の7番目の歯まで適応になりますが、アレルギーを証明する医師の診断が必要です。
◆最後に
CAD/CAM冠は、従来の銀歯に代わる白いかぶせ物として保険適用で治療が可能です。
見た目が自然で、金属アレルギーの心配もないため、多くの人におすすめの治療法です。
しかし、強度については銀歯の方が勝っています。
食いしばりの強い方や負荷がかかる部分の治療には、銀歯の方が適しているかもしれません。
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
CAD/CAM冠治療をご検討の方や、千葉県白井市や西白井付近で歯医者をお探しの方は、お気軽にけやき台鈴木歯科へご相談ください。
けやき台鈴木歯科
院長 鈴木 哲史
昭和大学歯学部を卒業後、西白井駅に開業して20年以上。
地域の方々に寄り添える歯科医院を目指し、虫歯治療や歯周病など幅広い診療を行っております。