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保険診療に関するよくある質問➁ News Detail
保険診療に関するよくある質問➁ 【監修:けやき台鈴木歯科院長 鈴木哲史】
--目次---------------------------------------
◆保険診療と自由診療はどう違いますか?
◆歯科での保険診療は何割負担ですか?
◆健康保険で受けられない治療はどんな治療ですか?
◆保険診療でも白い歯にできるんですか?
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
◆保険診療と自由診療はどう違いますか?
歯医者さんで治療を受ける際には、「保険診療」と「自由診療」という2つのパターンがあります。
保険診療とは、企業が加入する社会保険や、その他の人が加入する国民健康保険を使って行う診療のことです。
診療にかかった費用の一部を保険で賄うことができますが、行える治療や範囲に制限があります。
対して自由診療とは、医療保険を使用しないで行う診療のことです。
受けられる治療や範囲に細かいルールがないため、保険の枠組みを超えた治療が可能となっています。
◆歯科での保険診療は何割負担ですか?
歯科で保険診療を受ける場合、加入している保険で定められた負担割合に応じた額を支払うことになります。
6歳から70歳未満の人の場合は所得に関わらず3割負担となっているため、支払う額はかかった治療費の30%です。
ただし、負担割合は年齢や収入によって違います。
気になる場合は保険証の負担額を確認するか、加入している保険者に問い合わせてみましょう。
◆健康保険で受けられない治療はどんな治療ですか?
健康保険で受けられる治療には、実は様々な制限があります。
歯科治療で受けられない治療は以下のとおりです。
・セラミックやゴールドの詰め物・被せ物
審美性や耐久性にも優れているセラミック、金属の中でも馴染みが良いとされるゴールドの詰め物や被せ物には、保険が適用になりません。
保険内で治療を行う場合には、金属またはプラスチックを選択することになります。
・審美性や機能性に優れた入れ歯
入れ歯の場合、保険が適用されるのは特定の素材のみで、審美性や機能性に優れた素材を使う場合には自由診療、つまり全額負担となります。
保険の入れ歯で問題なく過ごせる人もいますが、多くの場合後から幾度となく調整が必要になる場合が多いです。
・インプラント
歯を失った場合に埋め込むインプラントは、違和感も少なく噛む力もほとんど衰えないため近年人気を集めています。
ですが、保険診療では入れ歯で代用できると考えられているため、インプラントも保険適用ではありません。
・美容歯科
美容歯科とは、矯正やホワイトニングのことを指します。
保険診療では、噛むために最低限の治療しか行えないため、審美目的としてこれらの治療は対象にはなりません。
◆保険診療でも白い歯にできるんですか?
2020年4月より、保険で白い歯を入れられる範囲が拡大されました。
これまでは下顎の6番目の歯のみ保険の対象でしたが、上顎の6番目の歯も対象となっています。
ただし、「7番目の歯が上下左右全て揃っていること」「噛み合わせが強すぎないこと」など様々な条件があるため、気になる場合は歯科医院で尋ねてみるのが良いでしょう。
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
歯科の保険診療でよくある質問について詳しくご紹介しました。
治療費の負担を減らせる保険診療ですが、制限も少なくありません。
保険診療と自由診療でできる内容をよく理解した上で、最適な治療法を選ぶようにしましょう。
歯科の保険治療分野のご相談、千葉県白井市や西白井付近で歯医者をお探しの方は、けやき台鈴木歯科へご相談ください。
けやき台鈴木歯科
院長 鈴木 哲史
昭和大学歯学部を卒業後、西白井駅に開業して20年以上。
地域の方々に寄り添える歯科医院を目指し、虫歯治療や歯周病など幅広い診療を行っております。