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【小児歯科の必須知識】エナメル質形成不全症とは? News Detail
【小児歯科の必須知識】エナメル質形成不全症とは?【監修:けやき台鈴木歯科院長 鈴木哲史】
--目次---------------------------------------
◆エナメル質形成不全症とは?
◆エナメル質形成不全症の原因とは?
◆エナメル質形成不全症は遺伝することがあるの?
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
◆エナメル質形成不全症とは?
エナメル質形成不全症とは、歯の表面の白い部分であるエナメル質が正常に形成されない状態を指す歯科疾患です。
エナメル質は歯の外部を覆う硬い組織であり、外部の刺激から歯を保護する機能を果たしています。
しかしエナメル質形成不全症に罹患した状態では歯がもろくなったり色や形に異常が出てしまい、外部からの刺激に弱くなったり虫歯にかかりやすくなったりしてしまうため、注意が必要です。
子どもの生えかわった歯がエナメル質形成不全だった場合、正常な永久歯に比べて虫歯になりやすいため、日ごろからのブラッシングや歯科医院でのケアが重要となります。
もしかしてエナメル質形成不全症かもしれないと思った方は、早めに歯科医院で診てもらいましょう。
◆エナメル質形成不全症の原因とは?
永久歯がエナメル質形成不全症になってしまう原因として、乳歯の段階でかかってしまった虫歯を放置してしまっていることが考えられます。
乳歯はいずれ生えかわるからと、虫歯を放置するのは推奨されません。
虫歯を放置することで歯の内部や歯根まで侵食が進み、乳歯の下に埋まっている永久歯にまで悪影響が及んでしまうからです。
その他にも、永久歯が育つ段階でエナメル質の形成中に歯が傷ついてしまったり、全身疾患などで高熱にかかったりすることでもエナメル質形成不全症の原因となると言われています。
エナメル質形成不全症は虫歯などに繋がりやすい疾患ですので、乳歯の段階から虫歯の予防に努め、もしエナメル質形成不全症が発覚した際は早期の治療を心がけると良いでしょう。
◆エナメル質形成不全症は遺伝することがあるの?
エナメル質形成不全症は乳歯の段階の虫歯を放置したり、外的要因で歯に傷がついたりした際に発生する恐れがある疾患です。
そして、こうした原因のほかに遺伝的な要因でエナメル質形成不全症が発症することもあります。
父親や母親がエナメル質形成不全症だった場合、子どもの歯にも同様の疾患が現れる恐れがあるため、よく注意しましょう。
また、胎児の段階で母親の栄養が極端に不足していたり、何らかの代謝異常などがあったりした場合も、生まれてくる子どもにエナメル質形成不全症が発症するケースがあります。
この場合は数本分の歯が罹患してしまうこともあるため、生えかわりの時期には慎重に観察しておき、何らかの異常があった際には速やかに歯科医院に相談しましょう。
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
千葉県白井市西白井駅の周辺にお住まいの方で虫歯、歯周病、予防歯科について相談できる歯科医院をお探しの方は、西白井のけやき台鈴木歯科へおまかせください。
エナメル質形成不全症をはじめとした歯の疾患治療を丁寧に行い、患者さんの歯の健康を守るサポートを行っています。
けやき台鈴木歯科
院長 鈴木 哲史
昭和大学歯学部を卒業後、西白井駅に開業して20年以上。
地域の方々に寄り添える歯科医院を目指し、虫歯治療や歯周病など幅広い診療を行っております。