- TOP >
- お知らせ・歯科ブログ >
- 歯科ブログ >
- 虫歯初期の見た目は歯の一部が白く濁るってホント?
虫歯初期の見た目は歯の一部が白く濁るってホント? News Detail
虫歯初期の見た目は歯の一部が白く濁るってホント?【監修:けやき台鈴木歯科院長 鈴木哲史】
--目次---------------------------------------
◆歯の一部が白くなるホワイトスポットとは?
◆ホワイトスポットはどうしてできるの?
◆ホワイトスポットはどのように治療していくの?
◆ホワイトスポットの治療費の相場はいくらくらい?◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
初期虫歯で白く濁るという噂は、本当です。
しかし、虫歯以外の原因もあるため、この記事では詳しく解説しています。
どのような原因で歯が白く濁るのか、また治療法はどうなのか、いくらくらいの治療費がかかるのか確認しておきましょう。
◆歯の一部が白くなるホワイトスポットとは?
歯の一部が白く濁る症状のことを「ホワイトスポット」と呼びます。
斑点模様のように歯の一部が白くなっていたら、ホワイトスポットです。
◆ホワイトスポットはどうしてできるの?
ホワイトスポットの原因は、以下の3種類があります。
・初期虫歯
・脱灰
・生まれつきのもの
初期虫歯では、歯の一部が白く濁ったように見えます。
虫歯になると黒く変化するイメージがあるかもしれませんが、黒くなる前は歯が白く濁った状態になります。
また、ホワイトスポットは、歯の表面からミネラルが溶け出す脱灰が原因のこともあります。
歯の表面を覆うエナメル質には光沢がありますが、ミネラルが溶け出すと光沢が失われ白く濁り、これがホワイトスポットのひとつです。
一方で、歯には再石灰化という、ミネラルが戻る現象も起こります。
再石灰化により虫歯にならないよう防いでいるのですが、脱灰が進み過ぎると初期虫歯に進行する場合があります。
ただし、生まれつきホワイトスポットができている場合は、再石灰化による治癒は不可能です。
◆ホワイトスポットはどのように治療していくの?
歯の脱灰や初期虫歯でホワイトスポットができている場合は、治療せずに再石灰化を促す方法を選択するケースが多くなっています。
再石灰化を促す方法としては、以下のやり方があります。
・フッ素を塗布する
・歯磨き指導をする
正しく歯磨きができるようになると再石灰化促され、初期虫歯が自然治癒することがあるため、歯を削る必要がなくなる場合があります。
ただし、生まれつきホワイトスポットがある場合は、再石灰化での自然治癒は望めません。
何らかの原因でエナメル質が正常に形成されなかったホワイトスポットで見た目が気になるときは、歯を削り詰め物をすることで治せる場合があります。
◆ホワイトスポットの治療費の相場はいくらくらい?
フッ素の塗布や歯磨き指導では保険が使えるため、数千円程度の治療費です。
見た目が気になるときの治療は自由診療となり、治療費は以下が一例です。
・歯の表面をコーティング:3万円前後
・ダイレクトボンディング:3万円前後
ただし、歯を削る範囲や深さがあるときや、歯の本数が多くなるときは、9万円前後の治療費がかかることがあります。
歯を削って見た目の改善が望めない場合は、薄いセラミックを歯に貼り付ける治療となりますので、1本あたり10万円以上を想定してください。
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
ホワイトスポットが気になるときは、西白井駅近くのけやき台鈴木歯科へご相談ください。
千葉県白井市にお住いの方で、保険診療を希望の場合におすすめです。
けやき台鈴木歯科
院長 鈴木 哲史
昭和大学歯学部を卒業後、西白井駅に開業して20年以上。
地域の方々に寄り添える歯科医院を目指し、虫歯治療や歯周病など幅広い診療を行っております。