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差し歯を長持ちさせるためのケア方法とは? News Detail
差し歯を長持ちさせるためのケア方法とは?【監修:けやき台鈴木歯科院長 鈴木哲史】
--目次---------------------------------------
◆差し歯の寿命はどれくらい?
◆前歯の差し歯の寿命が短いのはなぜ?1
◆差し歯を長持ちさせるためには?
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
歯の治療で土台の多くを失うと、差し歯になります。
しかし、一度治療をしたらどのくらい持つかは気になりますよね。
また、差し歯がすぐにダメになれば、再度治療が必要になります。
ここでは、差し歯の寿命や、寿命を延ばすコツを解説しています。
治療の回数を減らしたい方は、ぜひ続きをご覧ください。
◆差し歯の寿命はどれくらい?
差し歯の寿命は、保険治療なのか自費診療なのかで寿命が変わります。
・保険治療:7~10年
・自費診療:10~20年
歯が白い保険治療の場合は、金属の上にレジンを接着させています。
レジンは樹脂のためプラークが付きやすく、持つのは最大で10年程度です。
一方で、自費診療では、表面がツルツルしているオールセラミックが使えます。
レジンと比べてオールセラミックはプラークが付きにくく、虫歯にもなりにくいため、最大で20年くらい持つことがあります。
ただし、保険治療と自費診療どちらでも、普段の生活習慣や食生活で寿命が変わります。
虫歯になりやすい人や、歯ぎしりで歯が摩耗しやすいケースでは、目安よりも寿命が短くなりやすいと考えてください。
◆前歯の差し歯の寿命が短いのはなぜ?1
前歯という理由だけで、寿命が短くなることはありません。
しかし、前歯は歯が見えやすい部分のため、劣化が目立ちやすい点で、他の部分の歯と比べて寿命が短くなることがあります。
特に注意が必要なのは、レジンという樹脂をかぶせた保険治療の場合です。
レジンはプラスチック素材で、目に見えない微細な穴が存在し、ここから水分を吸収するため、3年~4年くらいで変色してきます。
また、プラスチックは強度がないため、土台は金属が使用されます。
しかし、差し歯をしてから数年ほどで歯茎が下がってしまい、差し歯の根元が黒く見えてきたら、寿命だと言えるでしょう。
一方で、自費診療のオールセラミックは水分を含まないので変色しにくく、土台に金属を使わないため歯の根元が黒くなる心配はありません。
◆差し歯を長持ちさせるためには?
差し歯を長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが重要です。
正しい歯磨きでプラークを取り除き、自分では除去できない汚れや歯石を歯科医院で除去してもらいましょう。
また、噛む力が偏っていると、部分的な歯の寿命が短くなります。
歯科医院で噛み合わせを調節してもらうことで、差し歯の寿命を延ばすことにもつながります。
噛み合わせが悪い人や、歯ぎしりする癖のある人は、差し歯に使う金属の影響で、土台の周りの歯が負けてヒビが入ることがあります。
ヒビが入ると抜歯になることもあるため、嚙み合わせの調節や歯ぎしりを予防することが、差し歯の寿命を延ばすために重要です。
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
差し歯でお悩みの方は、千葉県白井市にあるけやき台鈴木歯科へご相談ください。
西白井駅からアクセスしやすい歯医者をお探しの方におすすめです。
けやき台鈴木歯科
院長 鈴木 哲史
昭和大学歯学部を卒業後、西白井駅に開業して20年以上。
地域の方々に寄り添える歯科医院を目指し、虫歯治療や歯周病など幅広い診療を行っております。