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乳歯が抜ける前に永久歯が生えてきた場合の対処法 News Detail
乳歯が抜ける前に永久歯が生えてきた場合の対処法【監修:けやき台鈴木歯科院長 鈴木哲史】
--目次---------------------------------------
◆そもそも乳歯が抜ける仕組みとは?
◆乳歯が抜ける前に永久歯が生えてきたらどうすればいいの?
◆永久歯が生えてきたのに乳歯が抜けないことのリスクとは
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
子どもの乳歯が抜けると永久歯が生えてきますが、自然に生え変わらないときがあります。
問題のない場合と早めの受診が必要な場合があるので、様子の見極めが必要です。
この記事では、乳歯が抜ける仕組みとともに、乳歯が抜ける前に永久歯が生えてきた場合の対処法とリスクを解説します。
◆そもそも乳歯が抜ける仕組みとは?
6歳頃になると子どもの歯は乳歯から永久歯へと、少しずつ生え変わります。
これは乳歯の下にある永久歯が成長し、同時に乳歯の根っこを溶かすからです。
もともと顎の骨の中には永久歯の卵のようなものがあり、子どもの成長とともに永久歯へと育ち、生え変わりが始まる仕組みです。
◆乳歯が抜ける前に永久歯が生えてきたらどうすればいいの?
乳歯が抜ける前に永久歯が生える状況は、珍しいことではなく、特に下の前歯ではよく見られるケースです。
次の2つのどちらの状況にあるかをチェックし、必要があれば対処しましょう。
・様子を見ても大丈夫なケース
乳歯がぐらぐらしており抜け初めの状態であれば、しばらく様子を見ましょう。
次第に乳歯が抜けて永久歯が収まるスペースができ、舌が歯を内側から押して正しい位置まで永久歯が動きます。
・歯科医師への相談をおすすめするケース
永久歯が出てきたにも関わらず乳歯が全くぐらぐらしない場合は、早めに歯科を受診しましょう。
数か月経っても乳歯が抜けない場合も同様です。
下顎に埋まっている永久歯の卵が乳歯の位置とずれている可能性があり、乳歯の根っこが溶かされず、乳歯が抜けなくなっています。
◆永久歯が生えてきたのに乳歯が抜けないことのリスクとは
乳歯が抜けないまま永久歯が生えると、次の2つのリスクがあります。
・歯並びが乱れる
永久歯が生えてきても乳歯が抜けず何年も経った場合、あとから乳歯を抜いても永久歯が正しい位置に改善されない可能性があります。
乳歯と永久歯が重なって生えても自然に正常な位置へ戻るケースは、あくまで永久歯の生え初めに乳歯が抜けた場合です。
・永久歯が虫歯になりやすい
永久歯が乳歯と重なって生えると歯磨きがしづらく、丁寧にブラッシングしても汚れが残りがちです。
生えたばかりの永久歯は石灰化が進んでいないため、特に虫歯になりやすいので、磨き残しがあるとすぐに虫歯になってしまいます。
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
子どもの乳歯が抜ける前に永久歯が生えてきてしまった場合は、早めに歯科専門医に相談しましょう。
歯科の保険診療・自由診療のご相談や、千葉県白井市や西白井周辺で歯医者をお探しの方は、西白井駅そばのけやき台鈴木歯科へお尋ねください。
けやき台鈴木歯科
院長 鈴木 哲史
昭和大学歯学部を卒業後、西白井駅に開業して20年以上。
地域の方々に寄り添える歯科医院を目指し、虫歯治療や歯周病など幅広い診療を行っております。