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子どもの悪い歯並びにはどのようなものがある? News Detail
子どもの悪い歯並びにはどのようなものがある?【監修:けやき台鈴木歯科院長 鈴木哲史】
--目次---------------------------------------
◆子どもの悪い歯並び(不正咬合)の例とその原因
◆子どもの歯並びが悪いときは早めに矯正を始めるのがおすすめ
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
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子どもの歯並びが悪い状態は、親としても気になるものです。
しかし、どのような状態で歯科矯正が必要なのかどうか、わかりにくいことがあります。
この記事では、子どもの悪い歯並びの種類と、原因を解説します。
悪い生活習慣が原因のこともあるため、早めに原因を特定させ、小児矯正の必要性を理解しておきましょう。
◆子どもの悪い歯並び(不正咬合)の例とその原因
上下の噛み合わせが悪い状態のことを、「不正咬合(ふせいこうごう)」といいます。
歯並びが悪い状態には種類があり、それぞれ原因が異なります。
・叢生(そうせい)
・過蓋咬合(かがいこうごう)
・下顎前突(かがくぜんとつ)
・上顎前突(じょうがくぜんとつ)
・開咬(かいこう)
まずは、子どもの歯がどの状態なのか確認しましょう。
それぞれ、遺伝と生活習慣などの原因があります。
・歯並びがガタガタしている「叢生(そうせい)」
歯並びがガタガタしている状態のことを、「叢生(そうせい)」といいます。
また、「乱杭歯(らんぐいば)」ともいわれる状態です。
叢生自体が遺伝するわけではなく、顎の小ささや歯の大きさが影響しています。
後天的な要因では、指しゃぶりや舌で前歯を押す癖に注意が必要です。
・深すぎる咬み合わせ「過蓋咬合(かがいこうごう)」
「過蓋咬合(かがいこうごう)」は、咬み合わせが深い状態のことです。
また、ディープバイトともいわれています。
通常は、上下を咬み合わせたときに下の前歯が見えますが、過蓋咬合では上の前歯が下の前歯を覆い隠すほど深くなっています。
遺伝的な骨格の原因や、強く噛み締める癖が原因となります。
・下の前歯が前に出る・受け口「下顎前突(かがくぜんとつ)」
「下顎前突(かがくぜんとつ)」は、受け口と呼ばれる状態のことです。
咬んだ際に通常は上の歯が前に出ていますが、下顎前突は下の歯が前に出ています。
下の顎が大きい遺伝がある場合や、下の歯を舌で押しているなどの原因が考えられます。
・乳歯の出っ歯「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」
「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」は、出っ歯のことです。
骨格の遺伝や、舌で上の歯を押す癖が原因となります。
また、口呼吸をしている場合や、指しゃぶりの癖でも進行しやすくなります。
・上下の前歯にすき間がある「開咬(かいこう)」
「開咬(かいこう)」は、上下の歯を咬み合わせた際に、前歯に隙間がある状態のことです。
オープンバイトともいいます。
長期的に指しゃぶりやおしゃぶりを使用していた場合や、爪を噛む癖に注意が必要です。
◆子どもの歯並びが悪いときは早めに矯正を始めるのがおすすめ
子どもの歯並びの悪さは、全身の健康にも影響を与えます。
歯並びが悪いと磨き残しが増えて虫歯や歯周病リスクが高まり、体のバランスがズレてしまう可能性に注意が必要です。
そのため、子どもの歯並びが気になったら、早期に矯正治療を行うことが推奨されます。
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
子どもの歯並びで気になることがあれば、まずは歯科医に相談してみるのがおすすめです。
千葉県白井市や西白井付近にお住まいで、子どもの歯並びが気になる方は、けやき台鈴木歯科へご相談ください。
けやき台鈴木歯科
院長 鈴木 哲史
昭和大学歯学部を卒業後、西白井駅に開業して20年以上。
地域の方々に寄り添える歯科医院を目指し、虫歯治療や歯周病など幅広い診療を行っております。