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小児矯正の第一期治療と第二期治療の違いとは? News Detail
小児矯正の第一期治療と第二期治療の違いとは?
--目次---------------------------------------
◆小児矯正における第一期治療の目的と特徴
◆小児矯正における第二期治療の目的と特徴
◆小児矯正で第一期治療と第二期治療をセットで行うメリット
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
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子どもの歯並びの悪さが気になっている方の中には、第一期治療や第二期治療という言葉を聞いたことがあるでしょう。
しかし、本当に、2回の治療が必要なのか疑問を感じる場合があります。 この記事では、小児矯正の第一期治療と第二期治療の解説をします。
どのような治療なのか、なぜ2回の治療が必要なのか理解することができます。 また、セットで治療を行うメリットの解説もありますので、小児矯正の開始時期で悩まれている方も、ぜひ参考にしてください。
◆小児矯正における第一期治療の目的と特徴
小児矯正の第一期治療とは、乳歯と永久歯が混合する治療期間のことです。
第一期治療の目的は、顎の成長を促すためです。
乳歯から永久歯に生え変わっている時期に治療を行い、永久歯がきれいに生えそろうスペース確保のため、拡大床などの矯正器具を使って顎の成長を促します。
小児矯正で第一期治療が必要な理由は、子どもの顎が狭いと永久歯がきれいに生えそろうことができないからです。
すべてのケースで第一期治療が必要なわけではなく、第二期治療のみで問題ない場合もあります。
また、第一期治療では、指しゃぶりや口呼吸など、歯並びが悪くなる癖の矯正も行います。
◆小児矯正における第二期治療の目的と特徴
小児矯正の第二期治療は、永久歯の歯並びを整える時期のことです。
そのため、永久歯が生えそろってから、第二治療が開始されます。
永久歯が生えそろう年齢は個人差がありますが、小学校高学年から中学生くらいです。
小児矯正の第一期治療で顎の骨の土台作りをしてから、第二期治療に入ります。
また、顎の成長に問題がない場合は、第二期治療から開始する場合もありますが、基本的には2つで1つのセットです。
第二期治療では、成人矯正と同様にブラケット治療となります。
◆小児矯正で第一期治療と第二期治療をセットで行うメリット
小児矯正で第一期治療と第二期治療をセットで行うと、永久歯が生えるための顎の成長を促すことができ、矯正治療で抜歯の可能性が低くなります。
また、骨格矯正もできるため、上下の顎のバランスが整うメリットもあります。
一方で、第一期治療のみで終えてしまうと、後戻りのリスクや、理想的な歯並びにならない可能性があるため注意が必要です。
特に、セットでの治療が推奨されるのは、出っ歯・叢生・受け口・しゃくれている場合です。
顎が成長している子どものころから矯正治療を始めたほうが、理想の歯並びが得られやすくなります。
ただし、セットでの治療では治療期間が長くなり、子どものストレスも大きくなる可能性があります。
いつ小児矯正を開始するか不安な方は、医師と相談のうえ治療期間を決めるようにしてください。
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
子どもの歯並びでお悩みの方は、けやき台鈴木歯科へご相談ください。
西白井駅からアクセスしやすい歯科医院です。
けやき台鈴木歯科
院長 鈴木 哲史
昭和大学歯学部を卒業後、西白井駅に開業して20年以上。
地域の方々に寄り添える歯科医院を目指し、虫歯治療や歯周病など幅広い診療を行っております。